誰もがルールに従って仕事をしている、だから優れたルールを作ってほしい

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最近とあるテレビ番組で「ロジハラ(ロジカルハラスメント)」が取り挙げられたそうで、その影響で私のブログのロジハラ関連の記事のアクセス数も急増しました。

(ロジハラについて知りたい方は下の記事をご覧ください。)

【参考記事】


なお、私は完全にこのロジハラ予備軍でして、ロジックやルールに従うのが大好きな人間です。

ですが、ロジハラなる言葉が登場していることからも明らかなように、世の中にはこうしたロジックやルールづくめの考え方に抵抗感を示す人たちが一定数います。

実際、「空気を読む」「融通を効かせる」などといったことが重視される場面も少なくありません。


ですが、私は思うのです。

誰もが何かしらのルールに従って仕事しているのだと。

ですから、もしもルールに従うことが悪く言われることがあるならば、それはルールに従うことが問題なのではなくそのルール自体に問題がある、つまりそんなルールしか作れない人たちが悪い、そのように私は考えています。

ルールに従うのはダサいこと?

ルールまたはマニュアル通りの仕事をする人と聞くと、指示通りにしか動けない、融通が利かない、頭が固い、不測の事態に弱い、などといったネガティブなイメージを連想する人はおそらく多いでしょう。

仕事をしている人なら誰でもクリエイティブさやイノベーションといったものに憧れるはずで、私は工場勤務でエンジニアの方たちと仕事をしていますが、エンジニアの人たちもそうした言葉に強く惹かれるはずです。


ですが、そんなエンジニアの人たちにとってもルールは極めて大切なものであるはずです。

エンジニアはルールに従っている

クリエイティブさはエンジニアの人たちにとって深い重みをもつ言葉ですが、エンジニアの仕事の核となるのはやはりルールなのだと思います。

ルールがなければエンジニアの仕事は成り立ちません


世の中に出回っている多くの製品同士をつなげたり通信させることができるのは、共通の通信ルール(規格)が決まっているからです。

様々な部品を組み合わせてモノづくりができるのは、それぞれの部品の取り扱いに関するルールが共有化されているからです。

エンジニアの仕事の現場では精度の高いルールを取り決めることが何よりも重要です。

それができなければ困るのは自分たちなのです。


また、自然科学や数学上の法則も広義の意味のルールであり、こうした自然法則や物理法則を追求することにネガティブなイメージを持つエンジニアの人は少ないのではないでしょうか。

エンジニアの仕事は必ずしもこのような学問の追求ではなく度重なる実験や経験則に基づくものも多いですが、やはりそのバックグランドに存在する自然法則(これもルール)に従って仕事をしていきたいという思いはエンジニアであれば少なからず持っているはずです。

ルールに従うことが問題なのではなくルール自体に問題がある

このように、エンジニアの仕事にとってルールに従うことはとても大切です。

しかしながら、そんなルールに従って仕事をしているンジニアの人たちが、ときにルールに従う人々やその行動に対して否定的な態度を見せることがあります。

それは何故でしょうか。


簡単です。そのルールの価値が低いものだからです。

精度が高く守ることに意義のあるルールに従って仕事をしている人たちからすれば、精度も低くその意義にも乏しいルールに従うことが馬鹿らしく感じるのです。

考えが浅く深堀りができていない、それを守ることにたいして意義もない、そんなルールが会社にはあふれています。

価値の低いルールしか作れない人たちが多すぎるのです。


そんな価値の低いルールの一番の被害者はそのルールを運用することを強要される人たちです。

そのルールにたいして価値がないことなどわかっている、それにもかかわらずそのルールを自分はもちろんのこと周りの人間にも守ってもらわなければならない、それがどれほど苦痛なことなのかをそのようなルールを作る人たちはわかっていません。


会社には優れたルールを作れる人材が必要です。

会社に不足しているのは、そのような優れたルールを作るために必要とされる俯瞰的な考え方ができる人材なのだと私は感じています。

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