「忙しいからできない」「時間がないからできない」は誰にでも言える

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人から仕事を頼まれたときに「忙しいからできない」や「時間がないからできない」と言ってくる人には注意しましょう。

忙しさの基準は人により異なります。

また、たいていの人は自分の仕事を忙しそうに見せるものです。


そのような個人の主観に基づく発言に価値はないのです。

「時間がないからできない」は誰にでも言える

「時間がないからできない」は誰にでも言える言葉です。

他の案件をちらつかせてそれにかかる作業工数を盛りに盛って話をすれば、ほかの人にはもはやその真偽を確かめる術はありません。

仕事を忙しそうに見せることなど誰にでもできることなのです。


また、仮に本当に忙しいとしても、忙しさの度合いは状況によって違いがあるはずです。

たとえば、作業に10日程度かかる仕事をお願いされたとき、その仕事に8日間入れる場合と2日間しか入れない場合、どちらも結論としては「時間がない」ということになります。

ですが、この両者のケースで同じように「時間がないからできない」と回答していては、少ない時間の中で仕事をこなすという課題から永遠に目を背けることになってしまうのです。

「この時間ではここまでしかできない」と回答する

「時間がないからできません」ほど聞き手にとって無意味な情報はないと思っています。

私が聞き手であれば定量的な情報、つまり「どのくらい時間が足りない」のかを知りたいと思いますし、私自身も相手に対してそのように説明することを心がけています。


もしも本当に時間が足りないのであれば、「時間がないからできない」ではなくせめて「この時間ではここまでしかできない」と回答するべきだと思います。

先ほど述べたように、10日分の仕事を割り振られたときにその仕事に8日までなら入れるのか、それとも2日しか入れないのか、その差を具体的に示すべきです。

それによって、日程を若干先延ばしにするか、それとも不足分の人員を投入するか、より建設的な話ができるはずだと思うのです。


もちろん、そのような忙しさの定量化(「〇日しか入れない」)はその人次第なところがあって、いくらでも過少申告はできてしまうものです。

とは言え、仕事を忙しそうに見せる人間かどうかはその人の仕事ぶりを見ていればある程度わかったりするものです。

ですから、そうした仕事ぶりを知る意味でも、少ない時間でも仕事はしてもらったほうがいいと思います。


その人に仕事をしてもらって、その人自身は仕事が早いけれども本当に忙しいのか、それともただ仕事が遅いだけの人なのかを把握するのです。

限られた時間でこなせる仕事量を少しでも増やそうという意識を持っているのか?

実はこの「時間がないからできない」という言葉、私の部署が良く使う言葉です。

私の部署は人員が少なく、与えられた仕事をこなすだけのリソースは確かに不足しています。

ほかの部署もそのことは理解してくれています。

そのため、ときには仕事の手助けをしてもらったりもしていて、それもあってどうにか仕事を回せているというような状況です。


しかしながら、その状況にいつまでも甘えているのも果たしてどうなのでしょうか。

特に、最近は会社として業務の効率化などを推し進めています。

業務の効率化を図る目的のひとつには、限られた少ない時間で業務を遂行できるようにすることがあるはずです。

それは、自分の限られた時間でこなせる仕事量を少しでも増やそうという意識があって初めて成せることのはずです。


今の部署では、初めから自分たちに与えられた仕事をこなすことをあきらめているような現状です。

おそらく、今のマネージャークラスの人たちはそのような環境で仕事をしてきた人で、いまだにそのような状況を変えようともしていません。


そのような人たちに仕事や業務の効率化などを語る資格はないと思うのです。

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