社会人は自分の価値を最大化する必要があるが、それを上下関係に持ち込むことは大きな問題だ

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社会人には自分の価値や仕事の成果を最大化していく能力が求められています。

ここで言う最大化には、「見かけ上最大化する」という意味も含まれます。

嘘をつくのはいけませんが、話を誇張して事実を実際より素晴らしく見せる、自分を立派に見せることはときには必要です。


ただ、それを個人間のやり取り、特に上下の関係に持ち込むことは避けるべきでしょう。

部下は上司の仕事ぶりを誰よりも見ています。

上司の発言や主張に中身が伴っているのかどうかは容易に判断できるのです。


中身が伴わない上辺だけの綺麗事を並べ、ましてそれを盾にして部下を責め立てるようなことがあれば、その上司への信用は地に落ちることでしょう。

就職活動から問われていた自分の価値を最大化させるスキル

思えば、このような自分を最大限良く見せるという能力は就職活動の頃から評価されていました

「学生時代に頑張ったことは何ですか?」という定番の質問がそれにあたります。


最近ではガクチカなる言葉で語られることも多いこの質問(学生時代に力を入れたこと→略してガクチカ)ですが、その回答は誇張のオンパレードです。

就活の時期になると突然副部長またはサブリーダーが大量発生するという皮肉はよく言われています。


私は話を盛ったり誇張したりすることに対して、学生時代はどちらかというと冷めた目で見ていましたが、現在はむしろ肯定的な見方です。

ビジネスの現場では自分または自分が取り扱う商品やサービスの価値を最大限良く見せる能力が求められていて、就活の場はいわばそれをアピールする機会にもなっているのかなと思います。


もちろん、企業によっては誠実で裏表のない人を求めている企業も多いはずで、それはケースバイケースでしょう。

社会人は自分の価値を最大化する必要がある

社会人には自分の価値や仕事の成果を最大化する技術や能力が求められています

あくまで最大化です。

ないものをあると言ってはいけません。


ですが、「少しある」ものをさも「すごくある」ように見せることは容認されることもあるでしょう。

もちろん、ここでも数字を偽るなどといった捏造は絶対にしてはいけません。

ただ、良い数字は全面的に表に出して悪い数字はあまり目立たないようにするなどといったことは、長い社会人生活の中では必要になることも多々あるでしょう。


それは自分のパフォーマンスに対してでも同じで、自分を立派に見せることは社会人にとってとても大切なことです。

自分のことを立派に見せることができない社員は、その人が扱う商品やサービスの価値を高く見せることもできないと思われがちだからです。

それを上下関係に持ち込むことは大きな問題だ

ただ、そういった自分の価値や主張を最大化する行いを、個人間のやり取り、特に上下の関係に持ち込むことは避けるべきでしょう。

どう考えても自分の分が悪いやり取りにおいても、自分の行いにもっともらしい理由をつけて強引に正当化する、相手のわずかな過失を責め立てる、こういった行為を部下に対して行うべきではありません。

対等な間柄にない関係の中でこのようなことを行えば、部下はもうそれ以上は何も言い返せません。

ですが、部下はそんな上司の理不尽な態度をいつまでも覚えているものです。


部下は上司の間近でその仕事ぶりを誰よりも見ています。

上司の発言や主張に中身が伴っているのかどうかなど容易に判断できるのです。

ですから、上司が自分を最大限良く見せようとしたところで、部下にはそれがうわべだけのものであることなどすぐに見抜かれてしまいます。

顰蹙を買うだけなのです。

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