宣言することは可視化すること

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サラリーマンは会社から仕事の対価として報酬(給与)を受け取っている立場である以上、やはり一定の成果を出すことが求められているはずです。

とは言え、仕事がうまくいかず成果を出せないこともあるでしょう。


自分ひとりで成し遂げられない仕事であれば、他人の協力を得ることも必要です。

そんな周りからの協力を得やすくするためには、自分の仕事を可視化することも大切です。

自分の仕事内容を棚卸しすることは単なる自己管理のために留まりません。

あなたの置かれている状況が周りからもみてとれるようになり、それによって周りからのサポートも受けやすくなるはずです。


社会人にはそのような自分の仕事を可視化する意識や技術も必要だと思います。

仕事を遂行するのにあたって周りからの協力が必要なのであれば、相手の立場に立って自分の仕事や要求を見える化していく、そういった相手を思いやる気持ちが必要なのではないでしょうか。

仕事はスピードと質のどちらを重視すべきか?

仕事はスピードと質のどちらを重視すべきかという議論の答えはその仕事内容や置かれている状況によっておのずと変わってきます。

ですから、一概にどちらが重要だと言い切ることはできません。


どちらかというとスピードよりも質に重きが置かれる仕事に関わることの多い私であっても、仕事は質よりもスピードのほうを重視すべきだという考えを持っています。

スピード(時間)というものが数字としてある程度客観的な形で表現であるのに対し、質や出来映えというものはその判断基準が明確でないことが多々あります。

特に、作業内容がパターン化されている定型業務と比べ、臨機応変な対応が求められることもある非定型業務ではその出来栄えに関して自分の判断と周りの判断に差が生じてしまうということは往々にして起こります。


ですから、まずまずの出来でもいいから一旦形にして早めに相手の反応を窺うということをしたほうがいいというのが私の考えです。

そうすればお互いの認識に相違がないかを確認でき、またあった場合にはそれを補うことができます。

そうして周りの意見(フィードバック)をもらいながら、ブラッシュアップ(磨き上げ)していくことで質を向上させていくのです。

宣言することは可視化すること

仕事の目標を宣言する(または宣言させる)というやり方には賛否両論があるでしょう。

「〇〇までにこの仕事を完了させます」「今日は〇〇と〇〇を行います」といったような明確な目標を立て、それを周りに対して宣言する(宣言させる)といった類のものです。


私はずばりこの「仕事を宣言する」派です。

むしろ、宣言しなければ気が済まないといったくらいで、そうした私の考えや態度はしばしば周りとの衝突を引き起こします。


会社には具体的な発言や明言を避けるべきだという考えを持つ人たちも多くいます。

日本の会社の評価は減点方式であるという印象は否めません。

目標を立てるメリットよりもそれを達成できなかったときのデメリットのほうが大きいと感じることは確かにあります。

また、宣言させられることは実質無理強いされているのと大して変わらないと感じる人も多いようです。


ですが、私にとってこの「宣言すること」の捉え方は少し違います。

私にとって仕事を宣言することの目的は、まさしく先ほどから述べている仕事を可視化することなのです。

私が仕事を宣言しなければ気が済まないのは自分ひとりで仕事を成し遂げる自信がないからです。

仕事を成し遂げる自信がないからこそ仕事を宣言して可視化することで周りに自分の仕事状況がわかるようにして、それによって周りの助けももらいながらどうにか仕事をこなしていきたい。

そんな思いから来ている行動なのです。

成果を出せないのであればせめて仕事を可視化しよう

私は自分が仕事ができる人間だとは思っていません。

だからこそ自身の仕事を可視化することを強く意識しています。


いわゆる仕事ができることには2つのレイヤー(層)が存在すると思っています。

ひとつは言わずもがな成果を出せることですが、その下にもうひとつ自己管理ができることというレイヤーが存在すると考えています。

たとえ自分ひとりですべてこなすことはできなかったとしても、必要に応じて周りからのサポートを受けながらでもこなせるのであれば、それでも十分であるとも言えます。

社会人にはそうした技術や能力も必要だと思います。

私は自分ひとりで成果を出す能力がないのだから、せめて仕事を可視化して周りの力を借りながら目標を達成しようと考えているわけです。


ところが、実際には成果を出せない人に限ってろくに仕事を可視化しないのが実情だったりします。

それは成果を出せないこと以上に問題な気がします。

納期までに与えられた課題を完了させてくれれば、その間に何の報告がなくても許されるかもしれません。


ですが、そうでないのであれば早めに報告をすべきです。

問題が発生していてそれが自分には解決できないものであったとしても、別の誰かであれば解決できるかもしれません。

また、仮に誰にも解決できない問題であったとしても、その場合には仕事が遅れる理由が個人の責任というよりは仕事の問題だということが明らかになるわけです。


仕事を可視化する技術や意識はとても大切なものです。

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