会社はまるで小学校?

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私がまだ社会に出る前の学生だった頃、仕事というのはとても大変なものだと考えていました。

ネット上にあふれている仕事に対するネガティブな情報を目の当たりにして、果たして自分なんかが社会人として本当にやっていけるのだろうかと不安を感じずにはいられませんでした。


それから社会人となってかれこれ10年近くが過ぎた今、仕事に対する印象は当時とは大きく変わっています。

一言で言えば、仕事はちょろいです。

働くことは、想像していたよりもずっと楽なものでした。


もちろん、会社での仕事内容や人間関係には不満もあります。

仕事に対するやる気も正直あまりありません。

ですが、逆に言えば仕事というのはそういったモチベーションでも続けられる程度のものだということです。


「会社は学校とは違う」とはよく言いますが、私は会社は学校とさほど変わらないように感じています。

会社は学校じゃない?

「会社は学校じゃねぇんだよ」

実際に誰かに言われたことはありませんが、しばしば耳にする言葉です。

最近ではドラマのタイトルにもなったようです。


この言葉が意味するところとしては「会社は学校のように甘いところじゃない」ということなのでしょう。

ですが、私はそうは思いません。

会社は学校とたいして変わらない、私はそう思っています。


もちろん、会社の何もかもが学校と同じだとは思っていません。

上司は先生ではないし、学校の先生の話を聞くのと同じようにただ黙って上司の言うことを聞いていればいいというわけでもありません。


ただ、社会に出る前に思い描いていたよりはずっと会社は学校に近いところがあると感じるのです。

自分で考えて行動する必要はない

学校生活では、普段の授業であればただ席に着いて先生の話を聞いているだけでいいものでした。

一方で、仕事というのは自分の頭でよく考えて行動しなければならないとはよく言われます。


ですが、世間で言われているほど仕事というのは自分の頭で考える必要はありません

受け身の姿勢でも十分通用するのが仕事です。


これは、決してまだ入社まもない若い社員の話ではありません。

むしろ、会社に長年勤めている社員のほうがその傾向が強いのです。


たとえその人がどんなに出来の悪い人であったとしても、さすがに同じことを何年、何十年と続けていれば、その仕事に関しては人並み以上にできるようにはなっているはずです。

そうしてほぼ定常化された仕事を行うのであれば、自分の頭を使うという機会はほとんどありません。

仕事内容はどんどん決まりきった単純なものと化していくのです。

頑張ることが評価される

学校生活においては定期的にテストを受けなければならず、またそのテストの結果が最終的な個人の評価となります。

もっとも、小学校や中学校くらいまでだと、単純にテストの結果だけでなく普段の授業態度なども通知表の結果に反映されるケースが多いはずです。


私はかつて、会社は学校とは違い、結果を残して初めて評価されるものだと思っていました。

ですが、実際には学校生活と同じくらい、あるいはそれ以上に結果よりも勤務中の態度や仕事への取組み姿勢といったプロセス的なものが評価されます


これままるで小学校のようです。

小学校では、テストの結果よりも普段の授業態度(授業中によく手を挙げるなど)のほうがより重視される傾向にありました。

これは、仕事でも同じようなところがあります。

職場での評価というのは、成果以上に普段の勤務態度に重きが置かれます。

成果を出せなくとも、一生懸命働いていさえすれば一定の評価はしてもらえるというのが私の勤めている会社の実態です。


もちろん、これは私の職場がそうなっているというだけの話で、すべての会社が同じというわけではないでしょう。

私の場合、入った会社に恵まれたというのはあると思います。

私が結果を残さなくても、結果を残してくれる優秀な人たちが周りにいるおかげで、私自身は学校生活の延長のようなぬるい生活を送れているのですから。

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