好きなことを仕事にするべきか?

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「好きなことで、生きていく」

かつてYouTubeのCMで大々的に流れていたこのキャッチフレーズは、多くの人々に大きな印象を与えました。 


また、投手・野手の二刀流で知られる大谷選手は、かつて高校時代のインタビューでこう答えていたそうです。

「自信があるのは打者ですけど、投手は高校でやり残したことが多い。そこを埋めていきたい。」


プロでやっていく自信があるのは打者、一方で純粋に挑戦してみたいのが投手、いわば自分に自信がある領域と挑戦してみたい領域が(きわめて高いレベルで)違っていたとも取ることのできる発言です。

大谷選手のように、やりたいことと通用する自信があること、その両方の道に挑戦できるのであればそれに越したことはありませんが、多くの人たちはそうはいきません。

いずれは、そのどちらかの道を選ぶのかの取捨選択を強いられることになるでしょう。


このような場面において、一体どのような道を選ぶべきなのでしょうか。

既得権益を享受する生き方

私自身は、今の職場や仕事が自分の性格に合っているとは到底思いません。

それでも、今の仕事が自分にとって有益なものであることに疑いは一切持っていません。

自分の実力以上の対価が、会社から支払われていると感じます。


私はそれなりに名の知れた企業で働く身ではありますが、すでに利益を生み出す仕組みを確立した企業で働くことには、その既得権益を享受できるという大きなメリットがあります

私は、今の仕事にやりがいこそ感じないものの、この圧倒的な既得権益の恩恵を受けながら、これまでどうにか安泰な生活を送ることができてきました。

私が、仮に今から本当に好きなことをして生きていきたいと思ったところで、現状よりも良い待遇や収入を得られる可能性はないに等しいでしょう。


それでもなお、やはり自分は好きなことで生きていきたいのだと思えるほどの情熱は今の私にはありません。

好きなことを仕事にすることの意義

それでも、好きなことを仕事にすることには大きな意義があると感じています。

好きなことを仕事にすることは、少ない労力で高い効果を得るための方法と言えるでしょう。


好きなことをしているときの時間というのはそれほど苦には感じません。

一方で、嫌いなことをしているときの時間は非常に長く感じるものです。

もしかしたら、嫌いなことをしているときの1時間の肉体的、精神的な負担は、好きなことをしているときの5時間の負担分にも相当するかもしれません。


人間の労力には必ず限界があります。

ですから、同じ仕事を、それを好きでやっている人たちに嫌々やっている人たちが敵うはずもないのです。

努力を努力と感じないことは何事にも変え難い大きな強みであり才能です。

好きな人と働くこと

これは、人間関係にも通ずる話でもあります。

好きな人と一緒であればストレスを感じることなくいきいきと働くことができますし、逆に嫌いな人と働くことは大きなストレスとなり、仕事の効率は著しく低下するでしょう。


ですから、自分に合った会社や仕事を選ぶことは個人の責任でもありますが、会社も従業員の気持ちを配慮すべきでしょう。

会社は人間関係やその相性というものをもっと真摯に考えていくべきだと思います。

それが、たとえば同じ時間働くにしても少しでも従業員にかかる負担の軽減につながり、それはすなわち仕事の効率を向上させることにもつながるものであると思います。

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