日経平均が上がっているのに個人投資家が儲からない理由

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今年2月、日経平均株価が3万円の大台を回復したということで大きなニュースになりました。

日経平均が3万円台をつけるのは実に30年半ぶりということで、さすがにこのときばかりは周りでもこの話題が持ち上がっていました。

私も、私が投資をしていることを知っている何人かの人たちからこの話を振られました。

日経平均が大きく上がっているということで、もしかしたら私の懐もさぞ潤っていることだろうと思われていたのかもしれません。


それは大きな誤解ですので、その誤解を解かせていただこうと思います。

日経平均が上がっているのに個人投資家は儲かっていない

結論から言うと、私の収支に関して言えば今年は全然儲かっていません

今年の損益は今のところトントンくらいです。

日経平均が好調である一方、私の保有株の調子は全般的にあまり冴えません。


おそらく、そんな個人投資家が今年は多いと思います。

その理由をご説明させていただきます。

日経平均は一部の企業の平均株価に過ぎない

日経平均株価は日本の株式市場の代表的な株価指標のひとつで、東京証券取引所第一部に上場している全銘柄のうちの225銘柄を対象とした株価指数です。

日経平均は日本の上場企業すべてを対象とした指数ではなく、あくまで日本を代表する225銘柄のみを対象とした指数に過ぎません。


日経平均の構成銘柄ごとの指数寄与度には大きな偏りがあることは広く知られています

日経平均の構成比率は、ユニクロを運営するファーストリテイリングが約12%、ソフトバンクグループが約7.5%ということで、なんとこの2社だけで日経平均の20%近いウェイトを占めてしまっています。(2021年3月5日時点)

その一方で、日本企業で時価総額トップのトヨタ自動車の構成比率はわずか1%に過ぎず、このあたりに日経平均のいびつさが表れています。


ですから、日本株全体では軟調なのにファーストリテイリングの株価が好調であるために日経平均は上がる、あるいはそれほど下がっていないように見えてしまうということも起こりえてしまいます。

日経平均は必ずしも市場全体の動きを反映していないということになってしまうのです。

個人投資家に人気の新興小型株の低調

株式投資と聞くと、トヨタやみずほ銀行といった企業の株の売り買いをするというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

ですが、実際に個人投資家が好むのはそうした超有名企業の株ばかりではありません。

個人投資家の中には、新興株や小型株と呼ばれる銘柄を中心に取引をする人たちも少なくありません

私もその一人です。

【参考記事】


今をときめくDX(デジタルトランスフォーメーション)など、こうした時流に乗ったテーマに関連する新興株は個人投資家から根強い人気がありますが、実は今年に入ってからその勢いに陰りが見られます。

新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、世界的に感染者数の減少傾向がみられる中、投資家の物色意欲はウィズコロナ関連からアフターコロナ関連の銘柄に移りつつあります

これまで、株高を牽引してきたウィズコロナ関連の代表格であるDX関連の銘柄の人気に陰りがみられ、それが新興市場全体の低調につながっています。

そのため、こうした新興株を主力にしている個人投資家にとっては、今年はあまり良い地合いとは言えないでしょう。


投資家にとって一番つらいのは、相場は好調であるのに自分はそれに乗れていないという状況です。

早く相場の流れが変わって、私のターンが来てくれることを願っています。

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