会社の元同期とスパチャで会話をした話

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会社員にとって、会社の中で出世して偉くなることは人生の目標のひとつであったかもしれません。

しかしながら、少しずつではありますが多様な生き方が認められる社会になってきており、またインターネットを通じてそうした多様な生き方に触れられるようになった現代においては、出世に憧れを持つ人は減ってきているのではないでしょうか。

私も出世に対する憧れは一切ありません。

もはや、そういった会社の中での序列に意義を見出すことはないでしょう。


新卒一括採用という日本特有の雇用制度が生み出した関係に「同期」という言葉があります。

おそらく、実力もポテンシャルも全く違うにも関わらず、ただ同じ年に同じ会社に入社しただけの間柄を「同期」と呼び合い、横のつながりを得ることができます。

新卒で現在の会社に入社した私にも当然同期がいて、すでに会社を去った人も何人かいます。

会社を辞めた人がその後どんな人生を送っているのか、私はもともとほとんどの同期とは疎遠なためよく知りません。

唯一、私が知っていることは、そのうちのひとりが現在はYouTubeという舞台で大成功を収めているということです。


適材適所とはまさにこのことなのでしょう。

会社では全くと言っていいほど評価されていなかった彼が、いまや我々同期はおろか、もしかしたら会社の中の誰よりも多くの大金を稼ぐ存在になっているのですから。


つい先日、その元同期がYouTube上でライブを配信しており、私はそのライブ内のチャットを通じて会話をしました。

ただ、チャットで会話するといっても、なにせ相手は人気のYoutuberですから、ただメッセージを投稿しただけではほかの膨大なメッセージに埋もれてまともに目を通してもらうことすらできません。

ですから、私は「スーパーチャット」(通称スパチャ)という機能を使っています。

スパチャとは、YouTubeのライブ配信などでメッセージを送る際、お金を支払うことで自分のメッセージを目立たせることができる機能です。

このスパチャを使うことで、相手に自分のメッセージをほぼ確実に届けることができるというわけです。


要するに、私は会社の元同期と今はお金を支払って会話する関係だということです。

しかも、そうしてなけなしのお金を支払ってメッセージを何度か届けたにもかかわらず、すべて一言返されてそれで終わりでした。

彼も、きっとほかのメッセージにも回答しなくてはいけないので忙しいのです。(と思うことにしています。)

かつては一緒に食事に行った仲でもありますが、現在では私と彼にはそれだけの格差が生まれているということです。


生き方が多様化していくことで、個人間の格差もまた広がっていくことでしょう。

それに比べれば、たかがひとつの会社内の序列など些細なことのように思えてしまいます。

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