上司の責任は重いのに会社は上司を適当に選んでいる

この記事は約3分で読めます。

職場の悩みの大半を占めるのが人間関係だと言われています

中でも上司と部下の人間関係に悩む人は特に多く、私自身も過去から現在に至るまで上司とは上手く関わることができてきませんでした。


その理由はおそらく、上司と部下の上下関係が人間的な相性の問題にまで持ち込まれてしまうことがひとつの原因だと考えています。

すべては相性の問題、価値観の違いによるもののはずなのに、そこに上下関係が持ち込まれ、価値観の良し悪しが決まってしまうのです。


そしてなにより問題だと言えるのが、そんな自分の主張を押し通すことができてしまう上司の存在を会社は甘く見ているということです。

会社は上司を適当に選んでいる、そう言ってしまっても過言ではないかもしれません。

人間同士の相性は「ケミストリー」

価値観は人それぞれです。

仕事のやり方にしろ、あるいは仕事自体の捉え方にしろ、人それぞれに価値観が異なるのは当然のことです。

そして、職場はそんな価値観が異なる人間同士が共生していかなければならない場所です。


人間同士の相性のことを英語では「ケミストリー(chemstry)」と言います。

英語のケミストリーには「化学反応」という意味もありますが、この化学反応という意味の通り、人間関係はその相性次第でどうにでも転びうるものです。

尖った人間同士でも相性次第ではうまく機能することもあるし、逆に無害な人間同士であってもお互いが交わることで大きなトラブルを引き起こしかねないということです。

相性の問題に上下関係を適用する上司

職場で社員同士の意見や考えが噛み合わず、互いに衝突してしまうということも起こりうるかもしれません。

ですが、あくまでそれは相性の問題と言えるわけです。

どちらかが一方的に間違っているというわけではなく、お互いの価値観の違いによって衝突が生まれているのです。


しかしながら、上司と部下の関係性における一番の問題点は、そんな相性の問題にまで上下関係が持ち込まれてしまうことでしょうか。

本来、お互いに言い分が認められている場合であっても、上司はその立場を利用し、自分の主張を強引に押し通すことができてしまいます。

周りの人たちも、自分の保身のために上の立場の人たちに迎合するしかありません。


このように、上司と部下の間柄で行われるやり取りにおいては、単なる価値観の違いでしかない問題に上下関係が持ち込まれ、その価値観の良し悪しが決まってしまうということが多々起こります。

そのような環境にい続ける限り、部下の価値観は否定され続けることになります。

それは、部下の自己肯定感の喪失につながり、それによって仕事への意欲も大きく失われることになるかもしれません。

上司の責任は重いのに会社は上司を適当に選んでいる

会社は組織です。

そして、組織には指示命令系統が必要です。

組織において、上司の意見や主張が通りやすいのは致し方のないことなのです。


ですが、そんな上司というものの存在を会社は甘く見ているように思えてなりません。

年功序列の考えが色濃く残る日本の会社においては、ある程度のキャリアさえ積めば大した能力も実績もない人間が上司になれてしまいます。

そのような人たちが自分の主張を押し通すことができてしまうほど責任感の重いポジションに就くのに値する人間であるかどうか、会社はとてもそんなところまで見ていません。


自分の主張を押し通すことのできる立場にいる上司の責任はきわめて重いのです。

それにもかかわらず、会社はある意味で適当に上司を選んでいると言えます。


このように選ばれた上司たちが、その重い責任を果たせるとは私には到底思えないのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました