優秀な人材が抜けても会社が成長し続けられる理由

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自分がいなくなったら会社はさぞ困るだろう、そのように考えている人もいることでしょう。


しかしながら、現実には社員の一人や二人が抜けたところで会社はびくともしません。

それどころか、優秀な人材が独立や起業などで次々と会社を去っていくイメージのある企業に限って、順調に業績を伸ばし続けていたりするものです。


優秀な人材が抜けていくにもかかわらず、会社が傾くどころかむしろ成長し続けることができる。

それは一体何故なのでしょうか。

優秀な人材が抜けても会社が成長し続けられる理由

優秀な人材を数多く社会に輩出している企業ほど順調に業績を伸ばし続けていたりするものです。

優秀な人材を多く輩出しているということは優秀な人材が会社を去っているということを意味しますが、そのように優秀な人材が抜けても会社がうまく機能し続ける理由は何でしょうか。


その理由として、私が考える理由を以下に挙げさせていただきます。

  • 人に依存しない仕事の仕組みが確立されている
  • 優秀な人材は会社に資産を残してくれる
  • 人材の新陳代謝が上手くいっている


人に依存しない仕事の仕組みが確立されている

大企業ほど人に依存しない仕事の仕組みが確立されているものです。

ある仕事が特定の人にしかできない状態となっていることを「仕事が属人化されている」といったような言い方をしますが、大企業は極力仕事が属人化された状態にならないような仕組みづくりがなされています。


仕事の属人化を解消すること、すなわち仕事の標準化は業務の効率化にも寄与しますが、ときには効率を多少犠牲にしてでも作業の平準化を図ることもあります。

このように、仕事の属人化状態が解消されている職場では、個人の能力に会社の業績が大きく左右されることはありません。

社員の一人や二人が抜けることには十分に対応できる体制が確立されているのです。

優秀な人材は会社に資産を残してくれる

また、このような業務の標準化を行うにあたっては、自分の取組みを俯瞰的に捉えるということが必要となってきます。

課題の全体像を把握し、その本質を捉えることが業務の標準化につながるのです。


このようなことを当たり前のようにこなせる人材こそが優秀な人材と言えます。

優秀な人材は、このような業務の標準化に貢献し、会社に多大なナレッジ(個人が持つ経験知、ノウハウ)を残してくれます

これらは会社の財産と言えるものです。

会社にとって優秀な社員が抜けてしまうことは一見大きな痛手のように思えますが、その社員の蓄積してきたナレッジを会社として共有できる仕組みが確立されているのであれば、会社としてその損失は最小限に留めることができます。

たとえ優秀な社員が去ってしまったとしても、会社はこのようなナレッジの積み上げによって成長し続けることができるのです。

人材の新陳代謝が上手くいっている

人材の新陳代謝が上手くいっているうちは、ある程度の社員の離職はポジティブに捉えることもできます。

サラリーマンの生産性や能力のピークは30代前半~中盤であるとも言われており、その年齢を過ぎると以降は緩やかに下降していきます。

一方で、日本の多くの会社における賃金は年齢とともに上昇し続けます。

したがって、ある程度の年齢を過ぎてからは生産性と賃金の逆転現象が起こります。


すでに仕事の標準化の仕組みが確立されており、またナレッジを有効活用できている会社であれば、経験豊富なベテラン社員をそれほど有難がる必要はないわけです。

むしろ、中堅~ベテラン社員が抜けることで、その空いた予算を使って将来性のある若い人材に積極な投資を行うこともできます。


優秀な社員が去っても成長し続けられるのは、このような人材の新陳代謝が上手くいっているからこそなのでしょう。

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