頭が悪い人ほど完璧を目指したがる

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頭が悪い人ほど完璧なものを目指したがるというのは、正直あると思います。

物事の良し悪しを判断するのに比べて、その良し悪しのレベル、つまりどのくらい良いのか、またはどのくらい悪いのかを判断するほうがはるかに難しいからです。


頭が良くない人たちは、そういった判断から逃げ出して、単純にその良し悪しだけで物事を判断しようとします。

そうやって、決して高くはないリスクやデメリットまでを気にしてしまい、なんでもかんでも対応しなければならないという状況に陥ってしまうわけです。

仕事で言えば、的確な判断ができないがゆえに、本来行わなくてもよかったはずの作業を行わなければならなくなるということも起きてしまいます

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物事の良し悪しだけでなく、その良し悪しのレベルを評価できる能力こそが社会で求められている能力のはずです。

リスクの大きさを見積もる

身の周りのリスクを判断するときには、リスクの有無だけではなく、そのリスクの大きさも見積もることが大切です

わかりやすい例のひとつが発がん性物質でしょう。


「この食べ物には発がん性物質が含まれている」などといったように、人々の恐怖心をあおることで(発がん性物質を含まない)自社の商品の安全性をアピールする広告や宣伝はよく見かけます。

ですが、大切なのは発がん性物質が含まれているかどうかではなく、それが人体にどれだけの影響を与えるかという点のはずです。

仮にその食品中に発がん性物質が含まれているというのが本当だったとしても、一生涯にわたって摂取し続けても人体に影響しないレベルの量しか含まれていないのであれば、あまり神経質になる必要はないでしょう。

逆に、一般には安全な食品であっても、あまりにそればかり摂取し続けていれば、将来的に病気にかかるリスクを高めることにもなりえるのです。

優先順位をつけていくことも大事な仕事

このような物事のリスクだったりデメリットの見積もりは、仕事においても非常に重要なものです。

というのも、リスクにせよデメリットにせよ、こうした全てのリスクを完全に取り除くというのは現実的でないからです。


時間も労力も無限にあるわけではありません。

全てのリスクに対して等しく対処していては、時間がいくらあっても足りません。

そのリスクが軽微なものであるならば、簡単な対応に留める、または静観するといったこともしていくべきでしょう。


物事の重要度に重みづけを行って優先順位をつけていくことも大切な仕事のひとつです。

頭が悪い人ほど完璧を目指したがる

とは言え、このような物事の良し悪しのレベルを判断するというのは、案外難しいものです。

その分野に精通していなければ、まるで見当もつかないということも十分ありえます。


ですから、頭が良くない人たちはそういった判断から逃げ出して、単純にその良し悪しだけで物事を判断しようとするのです。

何かリスクが生じたときに、最終的には保守的な判断をする、すなわちリスクのレベルを最大限に見積もって万全の対策を施そうとします。

頭が悪い人ほど完璧を目指したがるのです。


あらゆる物事に対して、その質を高めていくことはとても大切なことです。

ですが、高められるだけ高めればいいというものでもありません。

そうした取組みの裏で多くの現場の人たちが疲労していく、そのような代償を伴うことも多いからです。


不足することもなく、かといって過剰でもない、そんな適切な水準を判断できる、そのような能力こそが社会でもっとも重宝される能力のはずです。

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