会社が設定するロールモデルは会社の実態を映し出していない

この記事は約3分で読めます。

先日、会社で打ち合わせをしていた時の話です。

その打ち合わせの場には私と同じ年に入社した同期の社員もいて、その彼が自身のPCの画面を大型モニタに映しながら話を進めていました。

その際、メールを確認しようとして同期宛ての受信メールの一覧がモニタに映し出されたのですが、その中に人事部からのメールが届いているのが私の目に止まりました。

タイトルに「先輩社員」「紹介」といったワードが入っていましたので、おそらく採用活動に関する協力依頼ではないでしょうか。


私宛てにそのようなメールが届いていないことは言うまでもありません。

会社が設定するロールモデル

ロールモデルとは自分にとって行動や考え方のお手本となる人物のことです。

そして、もしも会社がこのロールモデルを設定するとするならば、周りと協力し合い、やりがいを持って(実際どうかはともかく、少なくともそのような姿勢を見せて)仕事に取り組んでいる社員でしょう。

会社に興味を持ってくれた、あるいは実際に会社見学に足を運んでくれた就活生に対して、会社としてはぜひともこのような人材を紹介したいと思うはずです。


そのような会社が設定するロールモデルとは、私自身は真逆の存在と言えます。

周りの人たちとうまく関わることができず、また仕事にやりがいを感じることもなく、機械的に淡々と仕事をこなしています。

ですから、私にそのような役割が回ってこないのもある意味当然のことだと言えます。

会社が設定するロールモデルは会社の実態を映し出していない

しかしながら、会社が設定したロールモデルはいわば会社にとって都合のいい人材です。

会社の実態を映し出しているとは言えません。

そのような人たちの姿を見て、自分の将来の働く姿をイメージするのは少し危険なような気もします。


私の会社もそうです。

会社からすれば、私は都合の悪い存在でしょう。

しかしながら、大手社員クチコミサイトの評価において自社の社員から「20代成長環境」「人材の長期育成」「人事評価の適正感」の3項目で同業の中でもワーストクラスの評価を受けていることもまたひとつの事実です。

会社の全てではないにせよ、会社に対して消極的な考えを持っている社員は少なくないということです。

会社にとって都合の悪い存在でも誰かの役に立てるはず

自分と大きく異なる価値観を持つ人をお手本にすることは難しいはずです。

仕事にやりがいを感じられずに悩んでいる人の相談相手として、やりがいを持って仕事に取り組めている社員はあまり適任とは言えないかもしれません。


私自身もそうです。

自分と同じ考えや意見を持つ人たちから話を聞きたいと強く思っています。

そして、きっとそれは私だけではないでしょう。


私のように部署の体制や人間関係への不満を露わにして部署異動を願い出た人間であっても、もしかしたら同じような悩みを抱えている社員の役に立てることもあるかもしれません

会社からすれば所詮私は仕事から逃げ出した存在に過ぎないでしょうが、そのような経験が誰かの役に立つ機会が訪れることを願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました