仕事をすると上司から嫌われる

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仕事をすればするほど自分に対する評価は上がる。

そんなふうに考えていた時期が私にもありました。


実際には、それはその仕事によると言えます。

その仕事をあなたがすることで、得をする人もいれば逆に損をする人もいるはずです。

仮にその仕事をあなたがすることが上司にとって都合の悪いことであれば、あなたは仕事をすればするほど上司からは嫌われることになるのです。

部門をまたぐ仕事が最悪な理由

部門をまたぐ仕事やプロジェクトに関わると気苦労が絶えません。

それは、各部門の板挟みになりやすいからです。

それぞれの部門の言い分や議論に付き合わされることになります。

「その仕事は君たちの仕事だろ」だとか「そもそもこちらの仕事が遅れているのは他の部署の仕事が遅れたからだ」とかいった類の議論です。


このような議論では、各々が自身たちにとって都合の良い論理を並べているだけの不毛な議論に陥っているケースも多いです。

それゆえに、このような議論が建設的であるとは全くもって言えません。

このようなケースでは各々が自身の正当性を過信するあまり、お互いが引こうとせずに話が膠着状態に陥ってしまうということも起きやすく、非常にたちが悪いと言えます。

仕事をすると上司から嫌われる

また、自部門と他部門の板挟みになることも少なくありません。

部門をまたぐプロジェクトでの仕事を引き受けることで、一見良いことをしたような気持ちになるかもしれません。


ですが、自分の行動がどのような影響を及ぼすかについてはよく考えなければなりません。

仕事を引き受けた以上、その本人およびその人が所属する部署にはその責任が生じます。

その仕事をこなすための工数が発生し、自部門の労働時間(残業時間)の増加を招きます。

また、部下が仕事を引き受ければ、間接的にでも上司はその仕事に関わらなければならなくなります。

特に、自部門で知見がほとんどない仕事の場合、いくら部下が出来ると言ったところで、上司としてはできれば関わりたくないというのが正直な気持ちでしょう。


部下が仕事をすることは、上司の立場からすれば必ずしも好ましい話ばかりではないのです。

もしもあなたが上司にとって都合の悪い仕事ばかりしようとするのであれば、仕事をすることで上司からは嫌われてしまうことになるかもしれません。

自部門の上司よりも他部門の人たちの前でいいかっこをするのは当然のこと

これらの話は、最終的にはどちらの評判や評価を優先させるべきかという議論に行き着きます。

仕事を無下に断れば他部門からの自分に対する評判は下がるだろうし、逆に安易に仕事を引き受けても今度は自部門の上司からの評価を下げることにつながりかねないわけです。


このような状況で、私としては、一緒に仕事をする、または協力を仰ぐ機会が多いのはどちらかといったところから優先するほうを決めてしまいがちです。

私の場合、圧倒的に他部門の人たちと仕事をする機会が多いため、どうしても他部門の人たちの評判を優先させてしまうのです。

自部門の上司よりも、他部門の人たちの前でいいかっこをするのは当然のことだと思ってしまいます。

その結果、どちらかと言えば他部門の意見を尊重し、自部門の上司にはそれを突き付ける形となり、それが上司からの反感を買って嫌われるという状況に陥っています。


上司に対する後ろめたさがないわけでもありません。

ですが、もしも上司が先頭に立って、「私は何もしません」と宣言して他部署からの批判を一斉に受け止めてくれるのであれば、私はもうそれ以上は何も言いません。

ですが、上司は表に出てこずに部下にそれを言わせるわけです。

その結果、その批判は部下に向けられてしまうのです。


このような状況を容認している上司の気持ちを尊重したいと思うはずもありません。

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