上司を嫌いになると仕事のやる気も同僚の手助けをする気もなくなる

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前回の記事では、上司を嫌いになると上司だけでなく会社や同僚のことも嫌いになっていってしまうというお話をさせていただきました。

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もちろん、それはそれで問題ではあるのですが、今回は上司を嫌いになることが仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼしてしまうというお話をさせていただきます。

あなたがした仕事はあなたのためだけのものではない

前回もお話しさせていただいた通り、日本の会社の多くがトップダウンで物事が決まっていくピラミッド型の組織となっています。

このような組織においては、一人一人が異なる課題をもって仕事に取り組んでいるというよりかは、共通するひとつの目標に向かって各々がその責務を果たしていくと表現したほうが適切でしょう。

すなわち、あなたがした仕事はあなたのためだけでなく、その目的を共有する他の人たちのためにもなるのです。


ですが、これは必ずしも良いことばかりではありません。

上司と部下の関係であれば、おそらく仕事のゴールとしては同じ方向を向いていることでしょう。

ですから、あなたが行う仕事はあなたの上司のためにもなってきますが、もしもあなたがその上司のことを嫌っているとするならば、果たしてこの状況を素直に喜べるでしょうか。

上司を嫌いになると仕事のやる気がなくなる

あなたが仕事を頑張ることで、あなたの上司がその恩恵を受けることになるかもしれません。

たとえ、その上司が部下に仕事を丸投げするだけの「丸投げ上司」であったとしても、あなたがそんな仕事の丸投げに応え続けている限り、その上司のやり方が正当化され続けてしまいます。

場合によっては、あなたの功績がその上司の功績になってしまうこともあるでしょう。


いわば嫌いな上司のために仕事を頑張っている状況とも言えるわけです。

私であれば、そのような状況で自分が嫌っている上司のために仕事を頑張ろうとはとても思えないのです。

上司を嫌いになると同僚の手助けをする気もなくなる

このような心理に陥ると、仕事に対するモチベーションが失われていくだけでなく、周りの同僚たちに対する気遣いの気持ちも失われていきます。

また、それどころか同僚の仕事を手助けしたくないという気持ちさえ芽生えてしまう恐れもあるのです。


前述の丸投げ上司のもとでも、あなたはなんとか仕事をこなしていけているかもしれません。

ですが、中にはそのような上司からのサポートに乏しい職場環境に苦労している同僚もいることでしょう。

そんな同僚の姿を目の当たりにしたときに、同じく上司に悩まされている人間として、その同僚の手助けをしたいと思うこともあるかもしれません。

しかしながら、上司に対する不満が募りに募っていくと、その気持ちはむしろ別の方向を向いていくことになります。

それは、劣悪な環境の中に対して、一緒に耐えていこうという気持ちではなく、むしろ一緒に根を上げてくれる人を求めるようになるからです。


自分一人がギブアップしたところで、会社は所詮その個人の問題としか考えません。

ですが、これが同じ上司のもとで複数の部下が根を上げるようなことがあれば、少し状況は変わってくるでしょう。

その上司にも何らかの問題があるのではないか、そのように考えてくれるようになる可能性もあります。


現状の問題を明らかにしたいという思いに対して、同僚を手助けすることはむしろマイナスに働く恐れがあります。

ですから、同僚の手助けもしたくなくなるのです。

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