新型コロナウイルスによってビジネスモデルが大きく崩れた企業

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正直、最初はここまでの大事になるとは思ってもいませんでした。

ちょっと厄介な風邪程度に思っていました。

実際、最初のうちはただの風邪に騒ぎすぎだとか、あんなの騒いでいるのは情弱だけだとかいう風潮もあったと思います。

だから(情強気取りの)私としては、株式のポジションも減らさず、それどころかむしろ絶好の買い場だと考えて買い増してしまっていました。

それで損失を拡大させてしまいました。


今週くらいは少しくらい反発するのかなと淡い期待を抱いていましたが、やはり今週も最後の最後(木曜)でまた地獄に突き落とされました。

こんなはずじゃなかった

私だけでなく、そう思っている投資家は多いと思います。

また、そう思っているのは何も投資家だけではありません。

企業側も同じような思いでしょう。


多くの企業が、この新型コロナウイルスによって危機的な状況に立たされています。

中でも特に被害が甚大だと考えられる企業・業界を以下にリストアップします。

新型コロナウイルスの影響でビジネスモデルが大きく崩れた企業・業界

旅行・宿泊業界

最も甚大な被害を受けていると予想されるのがこの業界。

当初のもくろみでは、2020年は東京オリンピックで活況に沸く年のはずでした。

オリンピック特需はもちろんのこと、オリンピックをきっかけに今後のインバウンド需要がいっそう高まるとの期待から、旅行・宿泊業界は2020年の注目の業界でした。

私が一時期周りに勧めていた宿泊施設向け予約管理システム販売を手掛ける手間いらず<2477>もこの業界の代表格ですね。

ほかにも、航空券の予約サイト運営のアドベンチャー<6030>やネット専業の旅行会社の旅工房<6548>など、多くの関連株が昨年末に株価が一時急騰したのもこの期待からだと思います。


それが今やこの有様ですからね。

インバウンドからは少し外れますが、クルーズ予約サイトを運営するベストワンドットコム<6577>なんて昨年末から一部の個人投資家界隈で注目され出して、今年1月下旬くらいまで5,000円くらいで推移していたのが例のクルーズ船(ダイヤモンド・プリンセス)での新型コロナの集団感染の影響を受けて、今や1,124円(2020/3/20終値)ですからね。

僅か2か月で株価は5分の1近くまで下げているわけです。

しかも、今年はこのクラスの下落率の会社がごろごろ転がっているわけですから、まったく恐ろしいものです。

人材紹介・派遣業

景気が悪化すると真っ先にそのあおりを受けるのがこの業界です。

不況に陥ったら企業が第一に考えるのが人員の縮小ですからね。

正規の社員ですら雇うのが厳しいのに、非正規の社員なんて真っ先に切られます。


同僚に投資コンサル気取りのことをしていた話を以前にさせていただきましたが、その中で紹介していた会社の1つにフリーランスIT人材紹介を手掛けるギークス<7060>という会社があって、まさにこの業界ドンピシャ。

仕事が上手くいかないあまり、会社にとらわれないフリーランスの働き方にあこがれてしまったんですよ。

それで、同社に目を付けてお勧めしたというわけです。


上の記事で取り上げたバルテス<4442>と言い、本当に私の予想はどうしようもないです。

(ちなみに、 そのバルテスは今週木曜も一時ストップ安をつけ年初来安値を更新しました。)

シェアリング・エコノミー関連

シェアリングビジネスも甚大な被害を受けています。

空間シェアリングエコノミーサービスを手掛ける貸会議室国内最大手のティーケーピー<3479>はこのシェアリング・エコノミー関連の代表格ですが、株価の暴落が止まりません。

今週木曜にもストップ安で引け、株価は年初から4分の1以下の水準にまで落ちこみました。


毎年のように20%以上の増益・増収を続けるなど、まさしく今をときめく優良企業であったはずの同社。

つい4か月前のこちらの記事でも、業績絶好調な企業の栄えある第一位に選ばれたほどです。

最新版!「業績絶好調な企業」ランキングTOP100 | 最新の週刊東洋経済
ソフトバンクグループが中間期決算で15年ぶりの営業赤字に転落。ファナックや日立製作所をはじめ、大手製造業が中国経済の悪化を理由に通期業績予想を下方修正するなど、主要企業の苦戦がニュースを賑わせている。…

会議室や宴会場などを提供する一方、会議の運営支援や立食パーティーなどの付加価値で収益を伸ばしてきた同社ですが、新型コロナ感染拡大懸念からの外出や会議の自粛の影響をもろに受けた形です。


優れたビジネスモデルが一転、今やビジネスモデルの転換を迫られているわけです。

一寸先は闇とはまさしくこのことだと言えます。

長期の業績を予想することなど不可能

よく株は長期で持てば安心などと言う人がいますが、とんでもありません。

今回の新型コロナウイルス騒動でわかったように、長期の景気や企業業績を予測することなど普通の人にはまず不可能です。


ですから、私はそのときどきで時流に乗ったビジネスモデルを展開する会社の中期投資(数週~数か月)もしくはスイングトレード(数日~数週間での売買)をお勧めします

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