公募価格割れや上場延期も続出!?直近IPO銘柄の中にお宝は眠っているのか?

この記事は約3分で読めます。

IPO投資を勧める記事を書いたのはほんの1か月前のことでした。


あれからわずか1か月、今年のIPOは散々なことになっています。

上場延期企業が続出

新型コロナウイルスの感染拡大リスクの影響で株式市場は大荒れです。

その影響はIPOにも及んでいます。

この記事を書いている4月4日時点で、すでに14案件が上場延期を発表しています

これは、東日本大震災のあった2011年やリーマン・ショックの2008年を上回る数字だということです


もともとIPOが集中しやすい3月という時期に今回のコロナ・ショックともいえる株式市場の暴落が重なったことが今回の異常事態の一因だと言えます

また、今後の展望も不透明な現在の状況では致し方ないと言えるでしょう。

今回上場延期を発表した会社のひとつのフィットネスジムを運営するFast Fitness Japanなどは、直近の業績の伸びが素晴らしく有望な案件でしたが、今回の新型コロナの影響をもろに受ける業態ですからね。

初値の公募価格割れが続出!?

上場に踏み切った企業も大変なことになっています。

今年は初値が公募価格割れする銘柄が続出しています


そもそも、この記事でも述べたように本来はIPO投資の勝率(初値が公募価格を上回る確率)は非常に高く、2015~2019年のIPOの勝率は平均で84%もありました


それが、今年に限っては勝率はなんと35%

年度総数勝率
2020281017135.7 %
2019907712185.6 %
2018958014184.2 %
2017948410089.4 %
2016927021176.1 %
2015978411286.6 %

(※3月末時点)


いかに今年の株式環境が異常であるかがわかってもらえると思います。

吸収金額10億円以下神話も崩れる

IPO投資の勝率をさらに高める方法として、吸収金額10億円以下の銘柄に絞って購入する方法を紹介させていただきました。

(詳しくはこちらの記事を参考にしてください。)

この手法による過去5年間の勝率はなんと99.5%にも達し、過去5年間で初値が公募価格を下回ったのは僅か1銘柄のみでした

年度総数勝率
201925241096.0 %
2018404000100.0 %
2017333300100.0 %
2016343400100.0 %
2015414100100.0 %
1731721099.4 %


それが、今年はこの条件にあてはまる8社のうちなんと5社が公募価格割れ

過去5年間で173社のうち公募割れはたったの1社だけだったのが、今年はすでに5社。

年度総数勝率
2020835037.5 %
201925241096.0 %
2018404000100.0 %
2017333300100.0 %
2016343400100.0 %
2015414100100.0 %


過去の手法や理論が全く通用しない相場になっているわけです

お宝IPO銘柄は眠っているのか?

IPO投資がマネーゲームであることは否めません。

特に、最近のIPOでは上場直後に業績が低下するいわゆる「上場ゴール」の会社が少なくなりません。

優良IPO銘柄と呼べるような銘柄はごくわずかな印象です。


それでも、IPO銘柄には新興企業ならではの独自性の高いユニークなビジネスモデルを抱える企業が存在するのも事実であり、この悪化した相場環境でそうした将来のお宝銘柄が埋もれている可能性もあります


将来のお宝になりうる銘柄が眠っていないか、これから直近のIPO銘柄を調べてみたいと思います。

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