実際に損するよりも得するチャンスを逃すほうがつらい理由

この記事は約3分で読めます。

今週の株式市場はようやくあく抜けしたかのような値動きを見せましたね。

特に新興株や小型株への資金の戻りが顕著で、これまで売られてきた銘柄の株価ほど大幅に反発しました。

3月下旬に一旦底を打ったときも東京オリンピックの延期発表、そして今週は緊急事態宣言の発令と、典型的な悪材料出尽くしのパターンですね。


さて、皆さんは今週の反発相場にうまく乗ることができたでしょうか?

こういうところでしっかりと乗かれていないと尾を引きやすいのです。

みんなで不幸になれば怖くない

日本人の思考マインドは、みんなで幸せになるのではなくみんなで不幸になろうという発想だとよく言われます。


仕事において不条理なことはいくらでもあります。

有給を使えない、残業が多い、残業代が出ない、などです。

そうした不幸な経験をしてきた人が、不幸から抜け出そうとするのではなく逆に周りにも同じような不幸を経験をしてほしいと望む心理が存在するのです。

相手が自分よりも楽や得をしていることが許せず、逆に自分がつらく苦しい状況であっても、周りも同じ状況であればまだ救われた気持ちになるのです。


株式投資も似たようなところがあって、確かに自分が損をするのはつらいけれども周りも同じように損をしているのであればまだ救われるわけです。

逆に、周りが儲かっている状況で自分だけが儲かっていない状況のほうが、周りと自分を比べてしまって不幸に感じられてしまうのです。

「タラレバ」の結果がわかってしまう株式投資

「あのときこうしていればよかった。」

こうした過去の選択を後悔するようなタラレバはやりがちです。

この「タラレバ」はネガティブともポジティブとも言えて、確かに過去を後悔すること自体はネガティブな行動です。

一方で、過去にこうしておけばまるで上手くいったかのように考えることはポジティブな考えだとも言えます。

過去の自身の選択のどちらが上手くいったかなんて実際にはわかりようがありません。


ですが、株式投資ではそうもいきません。

購入を見送った銘柄の株価が大幅に上がった、指数(日経平均株価など)は上昇したけれども自分の保有株は全く上がらなかった、こういったことがよく起こるわけです。

そして、その結果が否応なしにわかってしまうわけです。


そうきったこともあって、目の前にあったチャンスを逃した、損をしたと感じてしまうのです。

機会損失は損でない

こうした利益を得られるチャンス(機会)があったのにそれを逃すことを機会損失と呼び、ビジネスや株式投資ではわりとよく耳にする言葉です。

ただ、機会損失であったかどうかは結果論的なところがあります。

ですから、過去の失敗をいつまでも引きずるべきではありません。

ですが、それがなかなかできないのが人間の感情であり、株式投資を難しくしているのがこの感情の部分でもあります。


株式投資ではこの感情とうまく付き合っていくことが必要となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました