部下の作業を管理することはマネジメントなのか?【マイクロマネジメント】

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部下の仕事を管理することはマネージャーである上司の大切な仕事です。

特に、昨今の業務効率化の流れや、成果管理が求められるテレワークなどの普及によって、管理職に求められるマネジメントの重要性は今後ますます高まっていくはずです。


しかしながら、この仕事の管理(マネジメント)をするのにあたって、上司は一体どこまで管理する必要があるのでしょうか。


私は管理される側の人間ですが、今回は管理される立場からの意見を述べてみたいと思います。

行動を管理しようという取り組み

私の会社では業務の効率化を促進していて、その取り組みの中で業務仕分けを行っています。

この業務の仕分けでは、最終的には作業または行動レベルの分類が求められています。

たとえば、「製品の実用化」(大分類)を行うのにあたって、そのためのプロセスのひとつに「コスト見積り」(中分類)というタスクがあり、そのタスクを「見積書の作成」、「見積書の送付」、・・・(小分類)といった作業レベルに分類していきます。

そして、それぞれの行動レベルに対して基準時間(狙い時間)を設定して、その基準時間で作業をこなすための施策を模索することで業務の効率化を図ろうとするのです。


この社員の作業や行動レベルを管理するというアプローチは、いわゆるマイクロマネジメントにあたると考えています。

マイクロマネジメントとマクロマネジメント

マイクロマネジメント上司が部下の業務に対して強く干渉をするという意味で使われる言葉で、ネガティブな意味で使われることの多い言葉です。

もっとも、私自身はこのマイクロマネジメントに対してあまりネガティブな印象はもっていません。

私自身の性格によるところもありますが、この業務の効率化の取組みにおいてマイクロマネジメントは必要不可欠なものであるからです。


一方で、マクロマネジメントという言葉もあって、これは目的・ゴールを設定してその達成手段は部下に任せるというスタンスのマネジメントです。

もしもこのマクロマネジメントに従って前述の業務仕分けを考えるとするならば、ゴールである「製品の実用化」に対して基準時間(期限)を設定して、あとの細かい行動や作業をどう行っていくかはすべて部下に任せるという形になるのです。

部下自身の自己管理能力を見極める

管理業務においては、相手に対する信頼が高いほど要求は抽象的なもので済むようになります。

能力の高い人であれば抽象的な要求を具体的な手段に落とし込むことができるからです。

ですから、マクロマネジメントで目的(ゴール)さえ設定すれば、あとは相手が自分自身で業務のマイクロマネジメント(自己管理)を行ってくれるので、上司はそれ以上突っこむ必要がないのです。


私は、上司が部下に対してマイクロマネジメントを行うことは必ずしも否定されるべきことではないと思っています。

信用に値しない部下というのは必ずいます。

自分の業務の難易度や工数を過大に見積もる輩というのはどこの部署にもいるものです。

そういった社員を野放しにしている限り組織の繁栄はありません。


ですから、私としては部下自身に自分の業務のマイクロマネジメントを行わせるべきだと思います。

部下の自己管理能力を見極め、それに応じてマネジメントの形を変えるべきだというのが、管理される側にいる私の意見であり提案でもあります。

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