人事異動や転勤の命令を拒否したらクビは免れない?

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「会社からの人事異動や転勤命令を拒否したらクビは免れないのか?」


この問題は常に私の頭の片隅にあり続け、私を悩ませ続けているものです。

というのも、私は会社からの転勤命令に従う気は一切ないからです。


いつか来るかもしれないそのときに備え、そのときに自分がどのような行動を取るべきか、その戦略を練っておかなければなりません。

海外赴任におびえている

私がもっとも恐れていること、それは会社から海外転勤(海外赴任)の辞令が出ることです。


最近でこそ私の部署から海外に赴任となるケースは出ていないものの、ひと昔前までは当たり前のように海外赴任者を輩出しているような部署でした。

また、仕事で関わることも多い他の部署では海外赴任はザラにあります。

そのような部署に異動になる可能性も十分ありえます。


ですが、いかなる理由があろうとも私は会社からの海外転勤の命令に従う気はありません。

おそらく、その考えは今後も変わることはないでしょう。

人事異動や転勤の命令を拒否したらクビは免れないのか

では、もしもこのような会社からの人事異動や転勤の命令を拒否した場合、果たして会社をクビになる可能性はあるのでしょうか。


結論から言えば、会社をクビ(解雇)になることは十分あり得ます

原則として、会社員は異動や転勤の命令を拒否することはできません

会社の就業規則に「会社は異動を命ずることがある。命令を受けた者は原則としてこれに従わなければならない」といった趣旨の規定が設けられていることがほとんどだからです。

(私も念のため勤務先の就業規則を調べてみましたが、ばっちり上記の旨が記載されていました。)


また、実際に転勤を拒否したことを理由に懲戒解雇処分となった事例もあるそうです。

そのため、会社の辞令に逆らう場合には十分な覚悟をしておかなければならないのです。

その会社の実態はどうなのか

とはいえ、会社をクビになる可能性があるという話はあくまで一般論です。

必ずしも世間一般の話と会社の実態とが一致しているとは限りません。

ですから、会社の実態を知ることもとても大切なことです。


仮に会社から異動や転勤の辞令を受けたとして、それを絶対に断ることはできないと決めつけてしまうのもそれはそれで少し勿体ないことなのかなと思います。

というのも、会社には必ず使えない社員というのが一定数存在します。

そうした「使えない社員」が会社に居座り続けることができて、一方で決して使えない社員ではない社員が異動や転勤の辞令を拒否したがために会社を去らざるを得ないというのは理不尽な話に思えてしまうからです。


転勤命令は絶対に断れないと決めつけ、仮に転職したところで現状よりも好待遇の会社に転職できる保証はどこにもありません。

実際には、そうした辞令を断ったとしても、確かに今後の昇進の望みは絶たれるかもしれませんが、解雇にまでは至らないかもしれないのです。


私はその可能性に賭けてみたいと思っています。

それでどんなに周りから非難されたとしても、自分の生活を守ること以上に大切なことなどない、これまでそう学んできたからです。

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