間接部門は会社にいらない?

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会社の各部門は大別すると「直接部門」と「間接部門」の2つに分けることができます。

直接部門」は会社の売上や利益に直結する部門で、主に開発・製造・営業部門などを指します。

一方、「間接部門」はこの「直接部門」の支援を行う部門で、人事・総務・経理などを指します。

私も現在、この間接部門で働いています。


そんな間接部門で働いている私ですが、私自身は間接部門に対してあまり良い印象を持っていません。

今回は、そんな私の間接部門に対する印象や思いをお話しさせていただきます。

間接部門は会社にいらない?

私は年数こそ少ないながらもこれまで直接部門と間接部門の両方を経験しています。

その経験をふまえた率直な感想ですが、間接部門の人たちの仕事への取り組む意識は直接部門の人たちに比べて低いと感じています。

間接部門は会社にいらない存在だとまでは思いませんが、直接部門で働く人からすれば間接部門の人たちの仕事への取組み姿勢や進め方に不満を持つという気持ちもわからなくはないです。


そこで、私が思う間接部門の仕事に対する不満をお話しさせていただきます。

間接部門は仕事に対する責任感がない

直接部門であれば、最低限これだけはこなさなければならない仕事というものが存在しています。

それを達成しなければモノやサービスが出来上がらない、あるいはモノやサービスが売れないといったことにつながってしまうのです。

ですから、直接部門の人たちというのは常に自分たちが作り上げる、あるいは売っていく製品を主体に置いて物事を考えていく必要があります。

製品目線で自分が何をすべきなのか、何をするのがベストなのかを考え、それを行動に反映していくのです。

そんな製品目線で仕事を考える直接部門の人たちの仕事には一定の責任感が伴うと感じるのです。


一方で、間接部門の人たちの仕事というのは、いわゆる「しなければならない(マストな)仕事」というよりは「したほうがいい(ベターな)仕事」というものが多いです。

そういったこともあってか、間接部門の人たちの働き方というのはどこか責任感に欠けるような印象を受けてしまうときがあります。

妥協ができてしまうせいもあって製品目線というよりも自分たち基準で仕事を考えている、または逆に自分たちの存在意義を示すために仕事を作っている、そう感じてしまうときがあるのです。

漠然とした要求や無理難題を押し付ける間接部門

間接部門が直接部門に対して仕事の要求をすることはよくありますが、間接部門からの要求というのはどこか漠然としていたり、または逆に現実的でない無理難題であることが多いという印象を持っています。

これは、間接部門の仕事は行動伴わないケースが多いことによると考えています。


実際に行動するには、要求を具体的な実務レベルに落とし込むことが必要です。

ですが、実際に行動をしない部門や立場の人たちはそこまで考えることをしません。

ですから、ただ抽象的な課題を言うだけで、あとはその具体的な行動レベルへの落とし込みを含めてすべて直接部門に丸投げしたりするのです。

その結果、直接部門はそうした抽象的で具体性に乏しい要求であったり、または逆にどう考えても実情に合っていない無理難題に困り果ててしまうのです。

直接部門に信頼される間接部門になりたい

間接部門は直接部門の仕事の支援を行う部門です。

ですから、間接部門は直接部門から信頼される存在にならなければなりません


それは、上で挙げたように仕事に対して責任感を持ち、また実際に行動が伴った仕事をしていくことで近づけるものだと思っています。

私も間接部門で働く立場の人間として、そうした直接部門の人たちから信頼を得ようと努めています。


もっとも、そうした思いもあってか今の私は直接部門に肩入れしすぎなところがあるのも否めません。

そのせいで自部門からは顰蹙を買っているところがあり、それが今の私の悩みの種となっています。

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