多様性を受け入れることはチームのためにならない

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これからの社会では多様性(ダイバーシティ)が求められるようになるという話はよく耳にします。

かつては画一的な人材、画一的な働き方を望んできた企業も、 このような背景のもとに個人の多様性を推進する動きを進めようとしています。


しかしながら、集団主義的でチームプレーを重視する日本企業において、多様性を受け入れることがチームにとってプラスになるかと問われれば、一概にそうとは言えません。

仕事のビジョンや価値観を共有し合えることがチーム活動においてプラスに働くことは間違いありません。


そうした観点からすれば、画一的な人材や画一的な働き方を望む企業の考えにも一理あると思います。

多様性を受け入れることはチームのためにならない

仕事に対する考え方や向き合い方は人それぞれです。

仕事を何よりも最優先に考える人もいれば、仕事よりもプライベートを優先させたいと考える人もいるはずです。


こうした個人の価値観の違いは多様性として受け入れられていくべきだと私は思います。

ですが、それがチームにとってプラスになるかと問われれば、一概にそうとは言えないと思います。

キャリアビジョンを共有できない間柄ではチームとしての結束力を高めていくことが難しい

仕事優先の人たちとプライベート優先の人たちとの間には、やはり心のどこかでお互いに受け入れられない部分があると思います。

仕事優先の人たちはプライベート優先の人たちに対して「仕事に対する意識が低い」と感じてしまうこともあるはずです。

一方、プライベート優先の人たちも仕事優先の人たちに対して「会社に尽くすことを強要してくる」と感じてしまうこともあるでしょう。


仮に仕事のやり方や重きを置くところの考えに違いがあったとしても、それらは個性という形で活きることもあるかと思います。

ですが、仕事そのものに対する思いの強さに違いがあることがチームにとってプラスに働くとは私にはどうしても思えないのです。


仕事そのものに対する思いの強さに違いがある場合、キャリアビジョンを共有しあうことは難しいはずです。

そして、キャリアビジョンを共有できない間柄では、チームとしての結束力を高めていくとは難しいことだと考えています。

誰もが共通の価値観を持つ人たちと関わっていきたい

画一的な働き方や価値観を押し付けることは決してすべきではありません。

ですが、やはり仕事のビジョンや価値観を共有し合えることがチーム活動においてプラスに働くことは間違いないはずです。


仕事に限らず、誰もが共通の価値観を持つ人たちと関わっていきたいと思っているはずです。

価値観や目的を共感し合える仲間がいることほど心強いことはありません。

困っている仲間がいれば助け合い、喜びを共感したいと思うはずです。


企業活動の本質は、やはり社員同士の助け合いなのだと思います。

チームの和を大切にし、お互いに助け合い、刺激しあうことでより高い次元の仕事を成し遂げることができます。

現代では画一的という言葉は否定的な意味で捉えられがちですが、同じような価値観、同じキャリアビジョンを持つ仲間が集まることは、こうした集団意識を高めていくことにつながります。


個人の多様性を尊重することは大切なことですが、多様性をただ受け入れるだけでは組織はうまく機能しないと思います。

多様性を活かすための組織作りをしていかなければならないのです。

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