中途半端な数値化に対して不満を感じてしまう

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私は数値やデータを扱うのが好きです。

私はスポーツの中では断然野球が好きですが、それも野球が数字と極めて相性の良いスポーツだからだと思います。

野球は膨大な数字やデータが扱われるいわば「数字のスポーツ」で、しばしばこのブログでも取り上げているセイバーメトリクスはまさにその象徴だと言えます。


だからこそ、中途半端なデータであったり数値化の取組みに対する不満や失望も大きいのです。

今回は、そんな中途半端な数値化に対して私が思うところをお話しさせていただきます。

数値化のメリットとデメリット

数値化はチームとしての目標やゴールを明確にするものであるべきです。

目標やゴールを具体的な数値に落とし込むことで、各個人間の認識のずれが解消されてチームで目標を共有できるようになります。

数値化をすることで目標の達成に近づくことができるのです。


数値化にはこのようなメリットもある反面、それが中途半端なものであればかえってデメリットにもなりえます。

実態や本質を捉えているかを一切考慮せずにただ数値に落とし込んでみただけ、そのような中途半端な数値化は方向性を見失わせてしまう可能性もあるのです。

【参考記事】

実態からかけ離れた数値化

会社には、そんな実態からかけ離れた数字や指標というのが数多くあります。

スキルマップはそのひとつだと思います。


スキルマップは社員のスキルや技術の習得度を一覧にしたものです。

このスキルマップもしくはこれに似たようなものは、多くの会社で幅広く使用されていると思います。

ですが、このスキルマップ、結構いいかげんに作られていたりするものです。

書類上はその人はある業務ができることになっているのに、実際にはまるで遂行できないという話は日常茶飯事だったりします。

実際の企業活動とは結びつかない数字

このように、実態をまるで反映していない形だけの取組みや数値化というのが会社には数多く存在しています。

それもすべて、このような取組みが企業活動に一切組み込まれていないからだと思うのです。


本来、スキルマップというのは人材マネジメントの観点では非常に有効なものです。

個人のスキルが可視化されることは、仕事の割り振りや業務管理にも活きるし、個人の査定にも活かせるはずです。


ですが、そんな使い方は一切されないわけです。

仕事のボリューム感や難易度の見極めを一切せずにただ右から左に流すだけ。

具体性も客観性にも乏しい個人の査定。


そんな状態が延々と続いているのです。

企業活動に結びつけることで数字の重みが増す

結局、それが会社の企業活動や生産活動に連動していない限り、ただの形だけで終わってしまうわけです。

会社としてはそれでよいのかもしれません。

所詮、会社としては形式上やっているだけなのですから。


ですが、もしもこうした活動に本気で取り組むのであれば、会社の活動や制度と密接に連動するようにすべきだと思うのです。

それこそ先ほどのスキルマップの話で言えば、極端な話スキルマップを基に個人の査定を行うだとか、仕事の割り振りはそのスキルマップを基に決めるだとかいった感じです。

そのくらい大事なものだという気持ちで扱うべきだと思うのです。


そうすればその重みは増すことでしょう。

人事評価、すなわち自分の給料に影響してくるわけですから、真剣に向き合うようになるはずです。

また、そのスキルマップが開示されれば、誰がどういったスキルを有しているかがわかるようになるわけですから、仕事を頼みやすくもなるでしょう。

それで、スキルマップ上はそのスキルがあることになっているのに実際にはまったくスキルがないということになれば、それは虚偽申告、監督不行き届きです。

他社に人材を派遣してこのようなことになったら、その派遣元は管理責任を問われるはずです。


現状の会社のマネジメントというのは適当ですし、忖度にあふれているわけです。

何も本質を捉えようとしていない、そのように私には思えてしまうのです。

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