業務の効率化は一体誰のためのものか?

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業務を効率化していくことは、特に経営側にとって大きなメリットがあります。

業務時間を削減することができれば、金銭的・時間的コストの削減につながります。

そのような事情もあって、多くの会社がこの業務効率化に取り組んでいるわけです。

私の勤務先も最近この取組みに力を入れるようになりました。


ですが、この業務効率化の取組みが現在私の多大なストレスとなっています。

正直に言わせてください。


一体誰のための業務効率化ですか?

管理職の業務効率は悪い

管理職の業務効率は悪い、私は常日頃からそう感じています。

以下の記事でも取り上げましたが、今現在管理職の職位にいる人たちの多くは業務効率などとは無縁な時代を生きてきた人たちです。

残業をするのは当たり前、むしろ会社に長くいることが評価される時代を生きてきた人たちです。

合理性とは程遠い時代を生きてきたわけです。

【参考記事】


こうした時代を過ごしてきた人たちが、本当に業務効率に対する意識を強く持てるのかが私には大いに疑問なのです。

業務効率意識の高い若者

私はもう立派な中年ですが、それでも今の会社の中ではどちらかといえばまだ若いほうの部類に入ります。

そして、そんな私から言わせてもらえば、若い人たちのほうがはるかに合理的な考え方をしているなと思うのです。


仕事に対する熱意がない、飲み会に参加しない、会社をすぐ辞める、いずれも若者批判の例として挙げられる若者の特徴ですが、これらの態度や行動は若者の合理的な考え方を象徴しているものとも言えます。

会社に尽くしても割に合わない、自分に合わない会社にい続けるのは時間のムダでしかない、そのようなある種合理的な考えに基づいての行動なのです。


業務の効率化とは仕事を合理的な観点から見直していくプロセスと言えます。

ですから、業務効率化は合理的な考えができる人たち、つまり若い人たちのほうが得意とする分野ではあると思います。

業務の効率化は一体誰のためのものか?

ですから、私もこの業務効率化の取組み自体は否定しません。

むしろ、その意義には大いに賛同している立場です。


ですが、この取組みが先ほど述べたように業務効率などとはまるで縁がない管理職や上の世代の人たち主導で進められてしまうと話は大きく変わってきます。

異を唱えざるを得ないのです。


上の人たちは部下に業務の改善や効率化を求めます。

ですが、そんな彼らの仕事の進め方や考え方には業務効率の意識はまるで感じられません。

抽象的な要求を出し、会議に出てはただ思い付きで意見を述べるだけ、上流ではなく下流の作り込みにこだわる。

どれも業務効率や合理性の観点からはかけ離れた仕事の仕方をしているように感じてしまうのです。


わかっています。

上の人たちは本気で業務効率化をする気はなく、彼らの上司から与えられた課題をこなしているだけなのです。

彼らが業務効率化を進める目的は、それによって部下の仕事の負担を減らすためではなく、会社や上司に業務効率化をしたという実績を報告するためなのです。


業務効率化とは、本来従業員にとってもメリットがあるべきものです。

業務が効率化されていくことは従業員の労働時間の短縮や負担軽減に貢献してくれるはずです。

しかしながら、現在私の会社で行われているこの取組みにおいて、私がそうした感覚を覚えることはありません。

業務効率化とは一体誰のためのものなのでしょう?


この取り組みは上の人たちの自己満足のためのものだと感じます

業務効率化という名のもとで業務効率とは縁のない人たちによる自己満足に付き合わされている、それが今の私の素直な感想です。

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