チームワークで業務効率は上がるのか?

この記事は約3分で読めます。

私の勤務先はチームワークを非常に大切にしていて、課題に対して皆で協力しながら取り組んでいくという風土があります。

一方で、最近の世の中のトレンドにも乗って業務の効率化も推し進めています。


このチームワーク業務効率化、世間では「チームワークを上げることで業務を効率化することができる」などといったように両者は深く結びついていると考えられているようです。

しかしながら、私の考えは少し違います。

チームワークと業務効率化はどちらかといえば相性が悪い、すなわちチームワークを重視する風潮は業務効率化をむしろ阻害しているように感じています。

チームワークという名の同調圧力が業務効率を下げる

日本の企業というのは実はそれほど合理性を重要視していないと感じています。

会社というのは組織であり、組織活動において重要視されるのは合理性よりも感情です。

人間は感情的な生き物です。

淡々と効率よく仕事をこなす人よりも、多少効率が悪くても仕事の姿勢に一生懸命さが伝わる人のほうが共感が得られやすい場合もあります。


そのような考えが災いして、特に仕事があるわけではないけれども周りが残っているから自分も残る、自分だけが先に帰りづらいなどといったように非合理的な理由で残業をするケースもあったりします。

このようにチームワークという名の同調圧力が生まれてしまい、それがかえって業務効率を下げることにつながってしまう場合もあるのです。

責任感の伴わないチームプレーは生産性が低い

一般的にチームワークを高めることで生産性や効率が上がると言われる所以は、チームで取り組むことによってそれぞれの強みを活かし合い、弱みを補完し合うことができるからです。

ですが、これはただやみくもにチーム(みんな)で取り組むだけでは成し遂げられないはずです。

それぞれの強みを活かすためには、ときには皆で同じことに取り組むよりも個々の強みを活かしてそれぞれ別の役割を担うほうが有効な場合もあるでしょう。

各自の役割がはっきりとしているからこそ各自の強みが活きるのだと思うのです。


ところが、実際にはそれとはかけ離れたチームプレーとは名ばかりの集団活動が会社にはあふれています。

特に会議はその典型でしょう。

主催者は会議の議題(アジェンダ)もろくに設定せずにただ人を集めるだけ集めて、ただ意見が出るのを待っているだけ、そのような活動の生産性が高いわけがありません。

そのような目的も共有せず、役割も与えられていない中でメンバーが積極的に関与できるはずもないと思うのです。


中途半端な気持ちの人たちが集まって何かをするよりは、ひとりの人間が真剣に取り組むほうが生産性は高い、私は日頃からそのように思っています。

【参考記事】

皆で取り組むことがチームプレーではない

ここまでは、チームワークまたはチームプレーと呼ばれるものの中にも色々あって、中には業務効率や生産性を低下させかねないということをお話しさせていただきました。

しかしながら、だからと言ってチームワークやチームプレーのすべてを否定しているわけではありません。

前述の通り、チームで取り組むことでお互いの強みを活かし、弱みを補完し合うことができるというのは確かなはずです。

ただ、そのやり方に違和感を感じる場合が多いのです。


皆で取り組むこと=チームプレーだとは思いません

個人で行動していたとしても、必要なときに協力し合える体制が成り立っているのであればそれはチームとして機能しています。

ですから、チームプレーを重視すると言うのであれば、表面的なものではなく中身が伴った体制を確立することを重視すべきだと思うのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました