【銘柄紹介】サラリーマン視点での企業分析 #04~業務手続きの電子化システムで働き方改革を実現させるエイトレッド(3969)

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私が考える株式投資におけるキーワードは合理化です。

ビジネスの世界には昔ながらの古い体質や仕組みが今もなお数多く残されています。

しかしながら、このような旧体質の仕組みや制度もいずれは効率化や合理化が進むはずであり、その変革のときこそ投資をする絶好のチャンスであると言えるのです。

ですから、普段から身の回りの問題や課題に目を向けていくことが株式投資を続けていく上では非常に大切です。


今回は、業務手続きを電子化するワークフローシステムの開発・販売を手掛けるエイトレッド<3969>という会社をご紹介させていただきます。

働き方改革とワークフローシステム

いよいよ社会が働き方改革に向けて本格的に動き出したような気がします。

今年のコロナ禍により急速に普及し浸透したテレワークにしてもそうです。


もちろん、課題も山積みです。

テレワークの普及の障壁となるのはセキュリティやシステム面の問題だけではありません。

会社にはいまだに紙ベースの業務手続きや押印業務(ハンコ)が広く存在しています。

このような「紙とハンコ」文化が人々の活動や行動を制限してきました

働き方改革の妨げになっていたのです。


ですが、そうした時代にもようやく変革のときが訪れようとしています。

新政権が掲げる行政改革においてもこうした「脱ハンコ」は大きなテーマとなりそうです。

この流れは民間企業にも普及していくはずです。

ペーパーレス脱ハンコに向けて、今後企業は舵を切っていくことになるでしょう。


このようなペーパーレス・脱ハンコを実現するソリューションとしてワークフローシステムがあり、このワークフローシステムの開発・販売を手掛けるエイトレッド<3969>にとってこうした社会の流れは間違いなく追い風になるはずです。

業務手続きの電子化システムで働き方改革を実現させるエイトレッド

エイトレッド<3969>はワークフローシステムの開発・販売を手掛ける企業です。

ワークフローとは、一般的には「業務の流れ、もしくは流れを図式化したもの」という意味ですが、ワークフローシステムとはこの業務手続きの電子化のことを指します。

(このような電子化システムまたはソフトウェア製品の総称としても使われます。)


同社のホームページでも詳しく説明されていますが、紙ベースの業務手続きでは、紙文書のやり取りによる時間のムダや管理の手間、手書きによる手間、社内ルールの不徹底など、数多くの問題を抱えていました

これは、まさしく最初に述べた「紙とハンコ」文化の弊害と言えますね。

このような問題に関して、このワークフローシステムを利用して会社の業務手続(社内申請や手続きなど)を電子化することで解決することができます

これは業務効率の改善や働き方の多様化につながるものです。


もともとは中小企業向けの製品に強みを持っていた同社ですが、近年は企業の働き方改革の意識の向上に伴い大企業向け製品やクラウドサービスが大きく伸びているようです。

実際、業績のほうも上場直後は比較的緩やかな成長といった感じでしたが、ここ数年はその成長がやや加速しているような傾向がみられます。

図:ATLED<3969> 業績推移


加えて、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としてテレワーク需要が一気に急増し、それに伴い同社のワークフローシステムもこれまで以上に注目されるようになってきているようです。

もともと高収益かつ安定した収益構造のストックビジネスが売りの会社ですので、実際にそういった需要を取り込んで収益につなげることができれば、株価は(すでに上場来最高値の水準にありますが)今後さらに一段高する可能性を秘めています。


同社の今後に注目です。

身近な会社から投資を始める

同社の主要製品には小・中規模企業向けの「X-Point」や中・大規模企業向けの「AgileWorks」などがありますが、実は私の勤務先においても同社の製品が使われています

(もっとも、製品を開発する会社の名前までは社内ではほとんど知られていないと思いますが。。)


同社は2016年12月に東証(マザーズ)市場に新規上場(IPO)を果たしました。
(ちなみに、以前にご紹介させていただきましたグレイステクノロジー<6541>とは上場日が1日違いの同期(?)となります。)

私は新規公開株(IPO)は事業内容などを一通りチェックするようにしていて、それで当時IPOの事業内容を調べていたところ事業内容の欄によく知る製品の名前があり、それで同社がこの製品を手掛けていることを知って同社に興味を持つようになりました。

実際、私は同社の株式は保有していて株主優待として同社のオリジナルのQUOカードをもらっています

株式優待でもらうことができるオリジナルQUOカード


また、昨年開催された「日経IR・個人投資家フェア2019」(毎年開催されていて、今年はオンラインで開催されるようです)に一般参加してきたのですが、そこに同社のブースも出展されていて、同社の社員(おそらく技術者)から色々とお話を伺うこともできました。

あまり知名度がないからか、最初のほうはブースにはほとんど人がいませんでした。

(大抵の企業のブースでは人を集めて30分毎とかでの合同説明を行うのですが、同社のブースでは社員が来場者に対して一対一で応対するという形式をとっていて、やや敷居が高かったことも理由のひとつかと思います。)


ただ、確か午後3時くらいになってから粗品としてパッケージに同社の会社名と証券コードが印刷されたじゃがりこを配り出したときにはさすがにブースに人が殺到していましたね。

私も無事いただくことができました(下)。

日経IR・個人投資家フェア2019の粗品のじゃがりこ(未開封)


投資を始めるにあたっては、自分の身近な商品だったり企業だったりから入ることも有効な方法だと思います。。

やっぱりそのほうが愛着や思い入れが湧きやすいですから。

合理性は重要ですが、何年も継続していくにはそうした合理的であることだけが全てではないのも確かです。

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