「この水を1万円で売ってみろ」回答パターン分類

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就職活動の面接の場。

突然、面接官がペットボトルに入った水をあなたに差し出し、こう問い出します。

「この水を1万円で売ってみてください」


志望者の思考力を見極めるため、しばしば行われるこの手の突拍子もない質問。

今回は、この手の「〇〇を1万円で売ってみろ」系の質問に対する回答パターンをいくつかに分類して、それぞれの特徴を分析してみようと思います。

水自体の価値を高める

この手の質問に対する最もシンプルな発想は水自体の希少価値を高めることでしょう。

たとえば、「この水は貴重な水源から採取した水です」「この水は健康にとても良いです」「この水は有名アイドルの飲みかけの水です」といったような回答です。


この手の回答の最大の問題点は、そのほとんどが嘘であることです。

仮にこの手のセールストークを現実に行ったとすれば詐欺に問われる恐れも十分にありえます。


もちろん、面接の場であればそのような嘘ありきなところはあると思います。

ただ、たとえそうであったとしても、やはりある程度は実現性のある回答を意識するべきでしょう。


この方向性で責めるとした場合、面接官に対して月並みな印象しか与えられない可能性が高いと思います。

水以外のところに価値をつける

一方で、水以外のところで付加価値をつけるという方法もあります。

たとえば、「今後の関係作りのために最初だけこの水を1万円で買ってください」「私から水を1万円で買った動画をYouTubeで出せば再生回数が伸びますよ」などといった回答です。


あくまで、その水自体ではなく水を買うという行為に価値を生み出しているわけです。

いわば、水を購入することは今後への投資というわけですね。


今後への投資ですから、ある意味その価値は無限大です。

この類の回答は、その人のトーク力や人間力次第と言えます。

うまくいくこともあれば、逆に全くダメダメということも十分にありえるでしょう。

水の価値が高まる状況を探し出す

その水自体はいたって普通のものだけれども、もしも水の価値が高まる状況を見つけ出すことができたとしたら、ただの水を高値で売ることができるかもしれません。

これはあまり良くない事例ですが、東日本大震災が起きた当時、水道水の放射能汚染の懸念から、東日本で西日本地域の水道水がネットオークションなどで高値で取引されていたということがありました。


モノの価値というものは常に不変というわけではなく、需要と供給のバランスによって成り立っている、それが経済の本質です。

この問いに対しては、水を欲している人が多そうな場所や場面、または水の供給量が少なそうな場面を探し出すことが回答へのとっかかりとなるはずです。

「需要」と「供給」というビジネス的な視点に基づく思考プロセスであり、私としては採用面接などの場ではこの方向性で責めるのがもっとも無難なのではないかと考えています。


唯一、この手の回答の難点としては、ロジカルであるがゆえに現実離れした回答にはなりにくいことでしょうか。

ただの水をなんとか1,000円で売ることはできたとしても、1万円で売るというのはさすがに難しいかもしれません。

水の価値が高まる状況を作り出す

質問自体が突拍子もないものなのですから、現実的な状況を想定するだけでは優れた回答が生まれない可能性も高いです。

自分自身の行動によって水自体の価値が飛躍的に高まる場面を作り出すというのも、私はありだと思っています。


参考までに、私がシンプルに頭がいいなと感じた回答事例を紹介している動画のリンクを載せておきます。

自作自演と言ってしまえばそれまでなのですが、自身の思考力を見せつけるという意味では、少なくとも面接の場の回答としては正解と言えるのではないでしょうか。

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